
5、室内チェック
・全体の不備箇所(故意過失部分)をチェックします。
(見落としをしないようにすることがポイントです)
・見ていく順番としては、見積もり書作成の順番で見ていった方が見落としなく効率がいいかもしれません。自分自身の流れのパターンをつくることで見落としも少なくなります。
・いかに短時間で、故意過失ポイントを見つけるかが最も難しいところです。
・国土交通省のガイドラインをベースとして立会いを行いますので、できるだけポイントは事前に頭に入れておいてください。(最近ではネットが普及したことによって、退去者もガイドライン等を勉強されている方が多くなっています。)
6、確認・説明
・一通りチェック作業が完了したら、順番に退去者に事実の確認を取っていきます。退去者によって納得いく箇所、いかない箇所は様々です。退去者に応じて調整していきます。
サービスポイントは必ず入れ、駆け引きしながら退去者と妥協点を探ります。
・他社との説明の違い
一般的には「これは、過失で退去者さんの負担になってしまうんです~」ですが、プロシードでは、なぜそうなったのか、どうすればよかったのかを説明し、最終的に退去者が「なるほど」「勉強になりました」と、言ってもらえるようにもっていきます。ですので、他社に比べ圧倒的にトラブルが少なくしっかりと請求でき、退去者にもメリットを感じてもらえるのです。
今や借家割合は4割弱におよび、退去後もまた賃貸に住まれる方も多く、今回は授業料としてとらえて頂いています。
・立会い時に納得したように見えても後日、管理会社にクレームを出す退去者もいるため強引な説明はやめましょう。あくまで立会いは中立の姿勢の立場姿勢で行ってください。
・タバコで変色したクロスを退去者に請求したい場合
「吸ってましたね」「汚しましたね」など、最初から断定した決めつけで問いただすと、退去者も感情的になってスムーズな説明になりません。なので、「タバコは日にどれくらい吸われますか?」とか、明らかに臭いがする場合は、「タバコはこちらで主に吸われるんですか?」など、やわらかいお伺いタッチで吸っていたという、事実情報を聞き出してください。その上で初めてガイドライン、契約上タバコの場合は過失にあたり、クロス張替えは借主さんの負担になってしまうんです、といった話の流れにしていきましょう。
・ポイント
弁護士が法律の会社を加害者と被害者に使分けるのと同じく、立会い会社も依頼者の立場を考えたうえで、あくまでガイドラインをベースとした交渉を利用することが重要なのです。
決して強引で一方的な説明は避けましょう。また、雑談(綺麗に使って頂きまして、寒いですね~、長い間ありがとうございます、お待たせしました)を入れながらの説明の方が、スムーズに進みます。
・見落としを防ぐコツ
この箇所に過失があって当たり前、といった気持ちで見ていくことです。
・立会い見積もりスピードを早くするコツ
普段から時間を意識することです(今の現状で自分は何分かかっているのか常に把握する

★・【エアコンカビトーク時の使用ワード】
エアコンをつけると「ニオイがする」これはかなりの確率でカビが発生しています。
「カビは過失」で「善管注意義務違反」。「発生原因」は、「水とほこりと温度」になります。
「予防対策」①「掃除」で「フィルター、AC上部、部屋」
「予防対策」②「水分を飛ばす」で「換気、1~2分の送風が内部クリーン」など
「アレルギー」や「体調不良」「病気」の原因がエアコンのカビの可能性もあり。
・【一般的な他社のエアコンカビトーク例】





・【プロシードのエアコンカビトーク】










